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◇ Fender
1959 custom telecaster
body: Solid alder (3-tone sunburst)
neck: Brazilian rosewood finger board on maple(slab board)
bridge: Early 50's style
ぼくは15歳のときにギターを始めた。
生まれて始めて手に入れたギターはストラトキャスターモデル。 1万円ちょっとでケースから、アンプから、なにからなにまで 全部付いてくるサミックというメーカーのやつを母親に買って貰った。
それはもう嬉しくて嬉しくて、毎晩ギターと一緒に寝ていた。 ぼくは高校へは行かず、すぐにアルバイトを始めた。 そのころぼくにはどうしても欲しいものがあった。
日本製のフェンダーのテレキャスターである。 ぼくはコツコツとおカネをためて、ついには目標金額を手にすることが出来た。 よく、なぜテレキャスターが欲しかったのか?と聞かれるが、
自分でもよく分からない。 憧れていたギタリストはレスポールを使っていたし、 第一、その頃はまだトーンがどうだだのよく分かっていなかった。
今思えばきっと、テレキャスターを使っていれば上手そうにみえるとか そんな様なことが理由だったと思う。 なぜテレキャスターだと上手そうにみえるのか?
わかりません。ただそんな気がするのだ。
このギターは、ぼくが21歳のときに購入したものだ。 憧れの本物のフェンダーテレキャスター。ぼくはこのギターをスライドギター専用に用いている。アクションを高くセットして、おもにオープンチューニングで使用している。手のひらに吸い付くようなネックグリップから何から何まで本当に気に入っている。
実はこのギターに関しては購入するにあたっての様々な思い出があるが、 ここでは書かない。 言えるのは、他の何にもかえられない宝物であり、
先のギターを始めたばかりの頃を弾くたびに思い出させる一本である。今の世の中、欲しいものがあれば平気で犯罪まで犯すくせに、 ギターだのパソコンだの平気でゴミ捨て場にぽんぽん捨ててある。
それらがぼくが子供の頃、目の前に落ちていたらどれだけ嬉しかっただろうか、 このギターを手にするたびそんな事を思ってしまう。
原 マサシ
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