no.6/ TEAM GEORGIE PIEのみち
La Vida Tour 2003 - spring
 其の三

 
 
3月16日

 群馬をスタートしたツアーは長野、金沢、京都、神戸を経て、ついに博多にまで足を伸ばした。GEORGIE PIEにとっては2度目の九州上陸である。以前来たときは動員も少なく“お寒い”状況でのライブだっただけに少し不安だ。
 しかし今回は強い味方が付いている。GEORGIE PIEのことを気に入ってくれた「VOVODELIC」という地元のバンドが「一緒に博多でライブを演りましょう」と我々のホームページを通じて誘ってくれたのである。渡りに船とばかりに誘いに応じ関門海峡を渡った次第である。
 朝(正確には昼だが…)マネージャーから電話があり皆で昼食を食べようとのこと。ロビーに集合して近所のファーストフード店へ。この席に梅ちゃんはいない。常に出発直前まで寝ている彼にとっては、少し早起きして食事などもってのほかである。梅ちゃんは移動中も常に寝ている。車に乗り込むや否や寝る。レコーディングの最中もよく寝ていた。アメリカから帰る飛行機の中で眠れないと訴える私を打ち捨ててまで、隣でスヤスヤ寝ていたっけ。
 そしてマサシもいない。実はまだ博多にもいない。昨夜神戸で行われた某アーティストのライブを観るため、彼だけ神戸に残り、今日H氏と共に博多入りの予定である。
 今日ライブが行われるのは西新JA-JA。老舗のライブハウスだという。H氏とマサシと合流してリハーサルへ。一曲演り終えてマサシが一言「頭痛ェ〜」。どうも強烈な二日酔いらしい。でもリハーサル終了後ちゃっかり飲み屋で飲んでいる。このバンドがいつかアルコールがらみの問題を抱えないよう祈るのみである。
 いよいよライブだ。ステージの高さがほとんどないため、我々のすぐ目の前にお客さんの顔がある。狭いライブハウスは満杯だ。後で聞いたところ120人入っていたそうだ。『Messin' with the kid』でスタートしたライブは初めから大盛り上がり。『Blues Mode』でマサシが客席に乱入。2日前に神戸のChickenGeorgeで制作した30mのケーブルを引きずって弾きまくる。このケーブル『何様?』の時も大活躍。客席でケータイやら缶ビールやらいろんな物を手にとっては、スライドを決めてみせるマサシ。満杯の客席はもう最高潮だ。この曲でライブは終了のはずが、アンコールの声がかかり、次に演奏するVOVODELICの好意もあり、『Tool Box』『Scuttle Buttin'』を演奏して終了。前回の博多でのライブとは比べものにならない大成功だ。それもこれもVOVODELICを始めとするこの日出演してくれた地元バンドの皆さんのおかげである。自分達の倍の演奏時間を我々にくれた上に宣伝をしてお客さんを集めてくれた彼らには感謝の念を禁じ得ない。本当にありがとうございました。
 後片付けが終わり、出演者、スタッフで会場で乾杯。皆でライブの成功を祝い、La Vida Tour 2003 in 博多は終了した。
 
 この後広島でもライブを行ってツアーは終了した。広島でマサシは例の30mケーブルを引きずり店の外まで出て、こともあろうにタクシーを止めていた。さぞかし変な奴と思われたことだろう。打ち上げ終了後TEAM GEORGIE PIEの面々はホテルの犬ちゃんの部屋に集合。ツアーの成功を祝って乾杯した。ちなみに今回のツアーで犬ちゃんの部屋は「PUB犬」と命名された。皆がすぐ集まって飲むからだ。
 TEAM GEORGIE PIE La Vida Tour 2003- spring終了、AM7:00。


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